すぐわかる建築用語集
か行
柿渋塗装
柿渋塗装とは、渋柿からつくった液を塗料として塗布する塗装のことで、水桶、和紙、天井板などに古くから木材保護のための塗料として塗られてきた塗装法である。
家事動線
家事動線とは、住宅内で炊事や洗濯など、家事をする際に人が動く経路のことで、、調理する、片づける、洗濯する、干す、掃除するといった家事を行うときに、人が移動する動きを追ったもの。
住まいの中で、家事を行う場所は、主にキッチンとユーティリティが考えられるが、それらの配置を考えるときは家事動線を考えて行うと、家事の効率がアップするといわれる。
また、良い間取りを考えるうえでは、家事動線だけでなく、生活動線などほかの動線のとの関係も考慮しなければならない。
型板ガラス
光は透すが、視線はさえぎることのできるガラスのこと。
浴室・脱衣洗面室・階段など透視をさける窓に設けることが多い。
換気
住宅の換気には、自然換気と強制換気がある。
住宅において換気は良質な室内環境の維持や、結露防止のためにも必要不可欠なものになっている。
間接照明
照明の光を天井や壁に反射させて利用する照明方法のこと。
室内の雰囲気を異なったイメージに演出できる。
乾燥材
住宅用木材は建物の変形などを防ぐため、乾燥したもの(乾燥材)を使用しなければいけません。
木材の乾燥収縮による建物の変形(そり・ねじれ・曲がり)は、木の含水率を平均18%以下まで乾燥させることで低減できる。
加齢配慮
将来、居住者が高齢になったときのことを考えた設計、または考えられて設計された家のこと。
加齢配慮がなされた住宅は、居住者の加齢による、ライフスタイルや身体機能の変化に対応できるよう、あらかじめ間取りや設備が考えられている。
体の動きが不自由になったときでも暮らしやすくするため、車椅子が通りやすいように廊下や出入り口などの開口を広くとったり、段差のない床になっている。
また、廊下や階段には手すりが取り付けられるよう、あらかじめ壁内に芯材を入れておいたり、トイレや浴室を広くつくることなどが考えられる。バリアフリー住宅の一種ともいえる。
換気口
建物内の快適な空気環境を維持するために、屋内の空気と屋外の空気を入れ替えるために設けられる開口部のことをいう。
href="http://7.pro.tok2.com/~asakai/html/modules/jisseki2/index.php?id=44">環境共生住宅
間接照明
間接照明とは、照明器具から直接光を当てるのではなく、光源を遮光して直接光を避け、天井や壁などに反射させて間接光とする照明方法のこと。
光を一度何かに当てて、そのやわらかい反射光でまわりを照らすので、全体的に柔らかな印象を与えることができ、リラックス効果があるといわれている。
また、部分的に照らすことで明るさの濃淡をつくり、全体に立体感を生み出す効果もあり、ひとつの照明で部屋全体を一度に照らす直接照明とは違い、さまざまな空間演出ができる。
完了検査
建物が完成したときに、その建物が建築基準法と関連規定に適合しているかどうかを調べる検査のこと。
ガラスブロック
ガラスでできた直方体・立方体の建築用素材。採光・断熱・遮音にすぐれ、壁・床などに用いられる。
ガルバリウム鋼板
ガルバリウム鋼板とは、耐食性、耐熱性、加工性などに優れたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のこと。
めっき組成は、アルミニウム55%、亜鉛43.4%、シリコン1.6%。住宅・事務所・店舗・工場などさまざまな建築物に使用され、住宅では外装材として使用されることが多く、デザイン性も高い。
基礎
建物の荷重を支え、地盤に伝える脚部。布基礎と独立基礎がある。
基礎パッキン工法
基礎と土台の間に専用のパッキン材を挟み込むことにより、湿気のこもりやすい床下の換気を滞りなく行う工法のこと。通常の床下換気口の1.5~2倍の換気能力をもっている。
キャノピー
日除けや雨除けを目的に設置した張り出し屋根または天蓋。
強制換気
送風機を使用して行う機械換気のこと。
グラスウール
ガラスを繊維状にしたもので、短繊維などの断熱・吸音材のこと。
グルニエ
小屋裏収納のこと。ロフトとほぼ同じ意味。
クローゼット
収納庫を指す。
珪藻土
珪藻土とは、内外装に使用される壁材。吸湿・放出性に優れ、結露やかびの予防に効果を発揮、消臭効果もある。
結露
結露には簡単に目で見ることの出来る『表面結露』と構造体内部に発生する『内部結露』がある。
どちらの結露も空気がある一定の温度(露点温度)以下になり、余った空気が凝結して水滴となった状態のこと。結露は木材を腐らせる原因の一つとなる。
ケナフ
ケナフとは、アオイ科フヨウ属の一年草のこと。
ケナフは、エコロジー観点から近年注目されている植物で大変成長が早く、1年で3~4mにもなるので、二酸化炭素の吸収が普通の植物より高く地球温暖化防止に役立つといわれているほか、土中の窒素・リンを多量に吸収するので、アシよりも優れた水の浄化能力があるともいわれている
健康住宅
健康住宅とは、居住者がシックハウス症候群を引き起こさないよう、化学物質や薬剤の使用を極力避けて建築した住宅のこと。
建築確認申請
建築確認申請とは、建物を建築する場合に、その計画が建築基準法等に適合するものかどうか、建築主事の確認を受けるための申請
建築基準法
建築基準法とは、建物を建築するときに関わってくる、もっとも基本的な法律。建築物の敷地と道路との関係、構造、設備や用途に関して規制を受ける
月桃紙
月桃紙とは、月桃という植物からつくられる壁紙のこと。
月桃は沖縄に生育する多年草。月桃の葉には独特の芳香と防虫忌避と抗菌作用があり、その効果を紙の性質に取り込むことができる。
コートハウス
建物の中央付近に設けた中庭を取り囲むようにつくられたプランの住宅の総称。
コーブ照明
天井の隅や壁にくぼみや庇を設け、その内部に光源を隠して、天井面に柔らかな光を拡散させる照明手法
勾配天井
室内の天井を水平ではなく傾斜させた天井のことで、室内空間を広く見せたい時などに有効。
高規格住宅
寸法・耐久性等について優れた水準を有する住宅として住宅金融公庫が認めた住宅。
環境配慮型や提案型タイプなどがあり、基準に適合した施工を行った住宅には、割増融資が受けられる。
高気密住宅
高気密住宅とは、建具や天井と壁の接合部分のすき間を少なくし、気密性を高め、省エネルギー効果と快適性を両立させることを目的とした住宅のこと。
すき間を減らすことで、熱損失を少なくし、冷暖房効率のよい住宅。住宅の保温化が図れ、冷暖房用エネルギーの消費の低減し、表面結露を解消するなど、生活環境の快適性を高める。
ただすき間がなくなるため、機械換気などによる計画的な換気システムの導入が不可欠で、自然換気のみに頼ると換気量が不足し、室内空気が汚染される恐れがあるといわれる。
構造計算
構造計算とは、建築される建物が安全であるかどうかを客観的な数値として表すために行う計算のこと。建築物を設計するときに安全性を計算するもの。
建築基準法では、一定以上の規模の建築物を建てる場合に、確認申請時に構造計算書を一緒に提出しなけらばならないが、一般的な木造二階建てや平屋建ての建物などは、提出の対象外である。
剛床工法
構造用パネルや構造用合板を、住宅の2階や3階の梁や根太に直接張る工法のこと。この工法は水平力に対して特に優れており、一般の在来工法に比べ4倍以上の剛性がある。
コジェネレーション
発電機で発電するときに発生する排熱を、給湯や冷暖房、工場の熱源などに有効利用するシステムのこと。
小屋組
屋根の荷重を柱や壁に伝える骨組のこと。小屋組には和小屋と洋小屋がある。
コルク
コルク樫といわれる樫の木の皮を加工したもの。瓶の栓や床材などに用いられる。
コルクを住宅に用いる場合は、床材として使われることが多いものの、壁や天井用の製品もある。
床材として使われるのは、コルク樫の木の皮の加工品をタイル状に仕上げたものが多い。また、炭化したものは断熱材として使用されることもある。
▲top