階段
手すり・蹴込み板と階段
1.手すりは途中で切れ目がないように。

つかみやすい形状のものを連続して設置。袖口などが引っかからないように、手すりの端部は壁方向に曲げておきます。
2.照明は明るく使いやすいものを。
ひとセンサ付があれば便利です。
ひとセンサ付のスイッチと組み合わせれば、どんな照明器具でもO.K.
部屋と廊下・階段との間に明るさの差がないようにします。また、照明器具は、メンテナンスしやすいものにします。
3.足元灯を適切な位置に。
ライト付の階段
暗くなると自動点灯するフットライト。停電時にも自動点灯して安心です。
特に敷居や階段など、障害物や段差がわかりにくい部分には足元灯を設置します。
4.通路幅に余裕を見て。
通路幅は780ミリ以上を確保。他人に支えられてに移動には800ミリ以上が必要になります。
5.スイッチは使いやすい設計を。
階段の上下双方で操作できる3路スイッチを設置。また暗がりでも光って位置がわかる蛍機能付のスイッチだと便利です。
6.勾配の緩やかな階段に。
身体のバランスが保ちやすい緩やかな勾配に。万一、転落した時のことも考えて、直線階段よりも踊り場のある階段にしておきましょう。
7.階段の手すりは両側に。
特に危険なポイントである階段では、堅固な手すりを左右両側に設置しておくと、御年寄りから子供まで安心です。
8.段鼻が大きく出ない階段に。
段鼻のすべり止めは、踏み面とほぼ同一面で収めます。又、蹴込み板は必ず設け、化粧額縁で段鼻が出ないようにします。
9.照明の位置には気をつけて。
昇降の際、照明器具が直接目に入らないような位置に設け、踏み面に影がができない様に照明を複数設置する。
10.ホームエレベーターを将来のために。
上下階を安全に昇り降りできるホームエレベーターの設置をお勧めします。
また、今すぐに設置する必要がない場合も、そのスペースだけは確保しておきましょう。
階段設計ポイント
手すり
手すりの高さは床から750ミリが標準ですが、使用する人が限られている場合は、その人の高さに合わせるのがベストです。
大腿骨の付け根の大転子の高さが目安です。
形状
廻り階段はできる限り採用せず、やむ終えない場合は曲がり部分が上階床および踊り場から下3段にかからない設計にします。
また、踏み外しやつまづきの原因となるので、最上段を廊下に食い込ませたり、最下段を廊下に突出させないようにします。
(長寿社会対応住宅設計マニュアル)
できるだけ踊り場付の折れ階段にし、開錠の階段ホールにアルコーブを設けます。
勾配
踏み面(T)と蹴上げ(R)が550ミリ≦T+2R≦650ミリを満たし、かつ、勾配が7/11以下が推奨されています。
(建設省長寿社会対応住宅設計指針)
蹴上げ
蹴上げ180ミリ以下、ふみ面240ミリ以上の緩やかな勾配にします。段鼻は20ミリ以下にし、蹴込み板、化粧額縁を設置します。
投稿者:浅貝 日時:2007年04月02日 19:57|
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